2010年10月26日
大阪中之島・中央公会堂

中央公会堂のそばを通ることは 今迄に時々あり、年代を感じるのに レンガ造りでしゃれた建物だなあと前々から思っていた。この公会堂での催しの記事を見た事はあるが 行く機会がなかった。いつか中に入ってみたいと思っていた。
今回 中で 音楽を聴く事が出来たし、大集会室以外も 少しだけ見学出来た。

昔の設計とは思えないほど 現代風というか ハイカラな部屋だった。外国旅行先でこういうのを見た。
美術の展示ホールとしても 合うなあとと思った。

柱も立派だし、天井も 端が少しカーブしていて 素敵だった。 横にも二階席がある。これは外国の音楽ホールと同じだった。シンフォニーホールも外国風だと思っていたが、中央公会堂が 既にそうなっていたんだと初めて知った。
今日は 通行止めの柵がしてあって 一部の部屋しか見る事は出来なかった。

地下一階に 岩本記念堂があった。
説明には 株式仲買人だった岩本栄之助という方が 明治の終わり頃に この公会堂を建設する為に 100万円を、市に寄付されたと書いてあった。(今なら 何十億円・・・?)
大阪には なんと凄い人が居たものだと思った。
ところが その岩本氏、株の大暴落で大損失を被り 自ら命を絶たれたらしい。大正の初めに完成したこの公会堂を 見る事は出来なかったらしい。
岩本氏の状況を知った大阪市が 逆に援助を申し入れたが 相場の失敗を恥じられて 命を絶たれたらしい。

岩本氏が詠まれた辞世の句があった。
日本の中心が東京に移り さびれていく大阪を何とかしようと ポンと寄付された人がいたという、公会堂のこんないい話、知らなかった。
この公会堂、国の重要文化財に指定されていて、市は永久保存する事を決定しているらしい。
他にある 現代風の音楽ホールとはまた違った雰囲気のこのホールで 芸術鑑賞をするのもいいもんだなあと思った。
Posted by モッチ
at 06:33
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