2009年03月18日
映画 『おくりびと』

以前に上映していたのは知っていたが 納棺と聞くと つい肉親の時を思い出し 行くつもりはなかった。しかし アカデミー賞を取った事、また周りの「観てきた」という話を聞いて行きたくなった.。
すじは 所属するオーケストラが解散し 職を失ったチェロ奏者が妻と故郷に帰る。早速求人広告で見つけたNKエージェントに旅行業者かな?と思いながら面接に行く。 N=納、K=棺 つまり納棺師の仕事だった。初めは戸惑いながらも 少しずつ慣れて素晴しい納棺師になっていくという話。

大悟と妻。納棺師になった事は言えずにいるが 小さな町なので うわさで広がり妻にも伝わる。妻は実家に帰ってしまう。

死後何日もたったおばあさんの納棺が初めての仕事、部屋の食べ物の腐った匂い、何日もたったおばあさんの納棺・・・等でげんなり、大悟の仕事について 何も知らずに妻が買ってきたナマの鶏肉を見て、とても食べる事は出来なかった。しかし・・・、慣れてくると 仕事のあとの鶏のから揚げが実に美味しい・・・という場面。

いつも行くお風呂屋のオバちゃん。
このオバちゃんが 亡くなる。大悟が行うオバちゃんの納棺の様子を見て 妻をはじめ 周りの見る目が変わる。オバちゃんがいつも首に巻いていた タオル(?)が お棺のオバちゃんの首に巻かれる。
いつもの映画館と違って凄い人、映画を観る前でも 映画館の人の『アカデミー賞サマサマ』という気持ちが 私にも伝わってきた。
映画は 深刻な人の死というテーマなのに ユーモアたっぷり こんなタイトルの映画で笑ってiいいんか?と思いながら みんなクスクス笑ってみていた。
最後に 縁を切っていた自分の親を納棺する場面 大悟の気持ちが出ていた。
本木さん演ずる納棺師の手つきの美しいこと、さすが元チェロ奏者 手先が器用なのだなあと思わせる。
納棺の場面で 「奥さんの使っていた口紅はどれですか?」と 納棺師が尋ね それを使う場面があった。
葬儀で そこまでしてくれることはないだろうけれど、私が『おくられびと』になった時の為の準備が そろそろ要るのかなあと思った。
Posted by モッチ
at 09:11
│Comments(2)
そういう私も時たま、頭をよぎる事がありますが・・・。
「おくりびと」私もニューヨークへの飛行機の中で観たのですが、よい映画でしたよね!
チェロの音色が印象的でした。私は見逃しましたが、チェロの音色は、娘が通っていた桐朋の音楽教室で知っている方だったと、主人が申しておりました。
チェロの演奏 裏で どなたがされているのかなとは思っていましたが、知っておられる方だったんですか?
おくられびとヘの準備・・・?? そこまで行かなくても 家の整理が出来ていないのはまずいですね? 旅行に行く時など このままで飛行機が落ちたら 残された者がどうする?と思うことはありますが・・・。