モッチのひとり言

友人が所属する京都西山コールアカデミーの演奏会に行って来た。
創立２５周年記念・第１５回の演奏会だそうです。
友人は　今日の合唱団と　高槻市民合唱団と大阪の合唱団の３つの合唱団に属している。

プログラム
Ⅰ部.　混声合唱組曲「筑後川」　丸山 豊作詞　團伊玖磨作曲　　
　　1 みなかみ
　　２ ダムにて
　　３ 銀の魚
　　4 川の祭
　　5 河 口
　　この曲は　久留米の合唱団の創立５周年を祝って　團伊玖磨氏によって作曲されたもの。阿蘇に降った雨がせせらぎとなり川となり　流域　　の暮らしを映しながら有明海に出て行くまでを歌い上げたものだそうです。歌詞もそうなっていました。

Ⅱ部　.武満 徹「混声合唱のための　うた」より　　　
　　1 「○と△の歌」
　　2 「さくら」・・・あの日本の歌の「さくら」が編曲されたものだった。
　 3　｢明日ハ晴レカナ、曇リカナ」
　　4 「死んだ男の残したものは」・・・この歌はＴＶで聞いた事がある。
元々はベトナムの平和を 願う市民集会で 友竹正則さんによって歌われたものらしい。
　　5 「小さな空」

　　これらは　映画などの為に書いたものを合唱用に編曲したものらしい。
　　「明日ハ晴レカナ・・・」は　黒澤明監督の「乱」撮影の時、天候に右往左往するスタッフをユーモラスに歌詞にしたモノ・・・、だそうで　
　　面白い。

Ⅲ.G.フォーレ「レクイエム」　Ｏｐ．48
　
Ⅰ部は　ピアノ伴奏付き、Ⅱ部は無伴奏。
Ⅲ部は　合唱に　１５人位で編成された管弦楽、ソプラノとバリトンソロで演奏された。

皆さん、声がしっかり出ていて　どれも美しい演奏だった。

友人は私と同い年、「レクイエム」は　多分ラテン語・・・？　これだけの大曲を歌えるって凄いと思った。