モッチのひとり言

高槻市非核平和宣言都市３０周年記念企画として、広島県立広島観音高校音楽部ＯＢ合唱団と　高槻市退職教師の会合唱団『こーる・ゆう』との合同コンサートが行われました。

プログラムは
第一部
第一ステージ（観音高校ＯＢ合唱団）
広島観音高校校歌
サリマライズ（オランダ民謡）
ガリラヤの風かおる丘で
君の笑顔により添って
世界に一つだけの花

「君の笑顔により添って」は　東日本大震災に寄せた合唱団の祈りの曲で、合唱団のメンバーの半田亨雄氏が作詞、音楽部OBの蒔田尚昊氏が作曲されたものです。
蒔田尚昊氏は　「ガリラヤの風かおる丘で」も作曲されていますが、ウルトラセブンの作曲者だそうで（冬木透という名の作曲家）、セブン！セブン！・・・・・という演奏で　蒔田尚昊氏の事が紹介されました。

第二ステージ（こーる・ゆう）
ほほえみ
花は咲く
群青

第三ステージは合同演奏
カンタータ「土の歌」より大地讃頌



第二部（観音高校ＯＢ合唱団）
混声合唱のためのレクイエム「碑」の演奏。



１９４５年８月６日、学徒動員中だった旧制広島二中１年生３２0名余りが　投下された原爆で全滅・・・・！
その時の様子が曲になりました。
二中１年生の被爆の瞬間から全滅までの惨状を　朗読と９章の歌で描かれています。
旧制広島第二中は　現在の広島観音高校で、曲はＯＢによって作詞作曲されたもの・・・。

このＯＢ合唱団の声も素晴らしかったが、歌の内容も感動的なものでした。

この曲で感動していたら、アンコールの曲が「ふるさと」、しかも　いかにいます父母、恙なしや友がき・・・・・・の２番から歌われてウルウル・・・。

指揮者の益田先生は国民学校５年生の時に原爆を体験、その日の記憶は　人生で一番長い一日として強く心に刻まれているそうです。


司会をされた高槻の「こーる・ゆう」のＴ先生は　なんとこの観音高校の出身、指揮をされた観音高校の益田遥先生にも習われたとか・・・

この歌、ＯＢ合唱団によって　これから　出来るだけ沢山の所で歌い続けて行ってほしいなと思いました。