2014年09月25日
グンゼ博物苑
お彼岸に、故郷綾部にあるお墓に参ってきた.。
お墓参りの後、グンゼ博物苑に見学に行った。中を見学するのは はじめて・・・!
グンゼの会社の向かいに グンゼ博物苑があった。
郡是製糸はここが創業地、波多野鶴吉さんがつくられた会社で、郡是は この町の誇りだった。
「郡」は何鹿郡の郡、「是」は方針 進むべき道の事で、郡の発展を目指して作られた会社らしい。
創業100年を記念して 18年ほど前にグンゼ博物苑がつくられた。
私はこの町で 高校一年生まで過ごしたが、家からグンゼのある所までは距離があったので 来た記憶はない。
家から遠いと思い込んでいた。
創業者のお孫さん(だと思う)が 母の女学校時代からの友人だった。
結構近くに住んでおられたので 母とは音楽などで交流があった。
この中を見学した。
歴史蔵には 繭から糸をとる機械とか 絹糸を作るための様々な機械が展示してあった。その当時の貴重な機械が大切に保存されていた。
蚕には欧州産、中国産、日本産のがあるらしい(展示を読んだ私の記憶が正しかったらの話・・・・?)
蚕は生まれた時の一万倍になると書いてあった 人間なら 二十倍くらい (もし3㎏で生まれて60㎏になったらそうなる)
蚕には桑を食べさせるが 桑には良い生糸を作る高い栄養(タンパク質)があると書いてあった。
白菜やキャベツでは良い生糸は出来ない
他にも色々書いてあった。
ストッキングやグンゼの肌着の事とか 興味深いモノが沢山展示されていた。
しだれた桑の木をはじめて見た。
昔 小さい頃住んでいた家の向かいに 広い蚕糸試験場があった。
そこは くるっと垣根に囲まれていたが、中には友達の家もあったので、試験場の広い敷地の中でもたまには遊んだ。
何かの理由で試験対象外になって 倉庫で余生を過ごす(?)お蚕さんを 友達と一緒に貰いに行って 家で飼った事がある。
桑の葉は試験場に一杯植えてあるので 必要に応じて頂いてきた。 (子どものする事なので 黙認しておられたのかも・・・)
繭になったかどうかの記憶もないが お蚕さんは身近な存在だった。
Posted by モッチ
at 21:07
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