2014年04月21日
小野田寛郎さんの本「生きる」
フィリピン・ルパング島のジャングルで 太平洋戦争終了後も29年間潜伏し 生還された小野田寛郎さんが 今年初めに亡くなられた。
日本に帰って来られたあと 活躍されたことは大体知っていた。
昨年 本が出版されていた事を知り、読んでみた。
陸軍中野学校出身なので色々教育されてきている。小野田さんの 任務遂行という大きな目的があったので ジャングルで長い間生き続けられたのかなあと思う。
衣食住の工夫の仕方、凄いというしかなかった。
中野学校の教育は 命を粗末にするなという事だったらしい。
お国の為に死んで行く軍隊の方式しかなかったのかと思っていたが、中野学校の方式がそれで ちょっと救われた気がした。
日本に帰ってきてすぐ お兄さんのおられたブラジルに渡って 牧場経営をしたり 日本では子ども達の為に自然塾を開いたり 講演会をしたり、自分の経験を活かして常に前向きに暮らしてこられた。
平和ボケもしている私には 参考になる本だった。
Posted by モッチ
at 06:41
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