モッチのひとり言

10月に　不覚にも左手首を骨折した。
家の庭の植込みの高い所から下へ・・・！
忍者になるつもりだった訳ではないんだけれど・・・・


9月にサークルの帰り道、　「娘がね、『お母さん、半年に一回位病気になったフリをして　お父さんに料理をしてもらって　料理を覚えてもらったら？』と　アドバイスされてるねん！」と　皆に　言ったばかりだった。
娘が私達夫婦の為に　私に言った事だったが、皆にしゃべって大笑いして・・・・、　バチが当たったのか、フリどころか、本当になってしまった。　


近くの病院で治療をしてもらった。

最初にびっくりしたのが　レントゲン室で　左手の映像を見ながら　骨をはめ込む所・・・。先生は　被爆防止なのか（？）重たい服を着ておられた。、


ギブスをして左手を肩から吊って　右手だけの不自由な生活が始まった
左手の代わりに　口は　しっかり動く


美容院に行く予定をしていたのに　肩から手を吊った姿では　人込みを歩きにくいし・・・、どうしようかと思った。
前に大阪医大病院にお見舞いに行った時に　一階に散髪屋さんがあった事を思い出して　そこに行った。

院内では　片手を吊って歩いていても　全く違和感がなかった。（当たり前や！）
院内散髪屋は、椅子は低くて座りやすいし、シャンプーでも椅子移動なし、椅子回転で後ろのシャンプー台で出来たし、ケガ人・病人にやさしい散髪屋さんだった

スーパーには夫と一緒に行くが、それ以外は　本を読んだり　音楽を聴いたり　庭を見て花の写真を撮ったり、テレビも観まくり・・・、右手だけの生活が続いた　


先生にうまくはめ込んで頂いたお陰で、20日程して　ギブスを　歯車状の鋸の様な物で切って、半分の長さに・・・。（凄い音がするが、実に上手く切れる。）

それから2週間して　遂にギブスがとれた　

これからリハビリに入る。

娘からは　しょっちゅう　煮物等の美味しいおかずが届いて助かった。

うっかり骨折で　ひどい目に遭った。人生はじめての、経験・・・。
夫にも随分世話になった。
夫の料理の腕は　少しは上がったし　（ここだけの話）、いい事もあった。