モッチのひとり言

メルク修道院
昨日宿泊した　湖の町・ザルツカンマーグートのバートイシュルという所から　約199キロバスで移動した。

ドナウ川の川岸に　この修道院は建っていた。
ぱっと見て　これが修道院？と思った。建物が立派で　修道院というより宮殿という感じがする。

それもそのはずで　最初は　レオポルド1世の居城だったようだ。11世紀に修道院となり　18世紀に改築され　『オーストリア･バロックの至宝』と言われるまでになったらしい。



メルク修道院付属の教会



展示室の展示物
説明を聞きながら　展示室をひと部屋ずつ順に見て回った。照明を落としたり　青や緑の不思議な照明の部屋に　宝物や歴史的な物が展示されていた。現代風でもあり　神秘的でもあった。

　
『使い回しのきく棺おけ』
贅沢三昧かと思っていたら　こんなものもあった。




大理石の広間
一番素晴しかったのが　この部屋だった。





天井の絵
1770年にマリー・アントワネットが　フランスのルイ16世の所へ嫁ぐ時に　この修道院で一泊したらしい。
前に観たマリーアントワネットの映画でも　その話は出てきたが、ここだったのか？と思った。




立派な図書室迄あった


本棚
10万冊の本と手書きの本が1900冊くらい収めてあるらしい。
ぱっと見ただけでも　歴史のある難しそうな本ばかり、凄い図書室だと思った。


テラスから見たメルクの街の景色