モッチのひとり言

湊川神社に行ってきた。ここは　楠正成を祀っているところ。
楠正成と言えば　私には桜井の別れの方が身近に感じられる。
楠正成が足利軍と戦うために出陣する際　一緒に行くと言う息子正行（まさつら）に後を頼んで桜井で別れたという話だったと思うが・・・・。
「青葉茂れる桜井の　里のわたりの夕まぐれ・・・先の方は知らない」　という歌を　昔　聞いたことがある。
正成は　息子と別れたあと　湊川での戦いで殉死した。湊川神社には　湊川の戦いで殉死した者たちを祀っているらしい。
明治天皇が　忠義を後世に伝えるために大金をくださって　この神社が創建されたと説明が書いてあった。
ここでは　楠正成は英雄で　「大楠公さん」と言われて親しまれている。
前に　湊川公園で　楠正成の『かっこいい馬上の姿の像』を見たことがある。




楠正成の事は　神社に図入りで詳しく説明されていた。
でも今は　こんな結婚式が行われていて　立派な式場もそばにあり　式場も派手に宣伝されていた。



楠公のお墓の横に　徳川光圀の像が建っていた。徳川光圀と何の関係があるのか知らなかったけれど、説明によると　１６９２年に光圀が　楠正成の話に感銘を受けて　「鳴呼忠臣楠子之墓（ああちゅうしんなんしのはか）」　と書いた墓を建てたのだそうだ。黄門様が、日本史編纂の為全国を飛び歩いていたという助さん（佐々木介三郎）を通じて　このような話を聞き　墓を建てたのかな？と思った。