2009年02月13日
音楽物語 『銀河鉄道の夜』
一部はファミリーコンサート、二部は宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』を 音楽と朗読で聴くというプログラムだった。
一部は門真の合唱団(今回の為に結成された少人数の合唱団)による合唱、金関環さん率いる『ラ・ストラーダ』の演奏等だった。
『ラ・ストラーダ』は 関西で活躍する優秀な音楽家が集まって作られた弦楽器と管楽器等10人位の室内オーケストラだった。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とか「愛のあいさつ」とか 馴染みの曲を演奏された。
金関環さんのソロ演奏による「ツィゴイネルワイゼン」は難曲、難しさがこちらにも伝わってきた。
金関環さんの楽しい楽器紹介もあった。 ヴァイオリンの弓は馬の尻尾で作られているとは知っていたが、弦が豚の腸で出来ているとは知らなかったし、びっくりした。
二部は朗読と合唱団による歌、ラ・ストラーダの演奏で 『銀河鉄道の夜』の話を聴いた。
ジョバンニがカムパネルラと銀河鉄道を旅する話。
父親が漁の為に北の海に行ったまま消息がわからず、病気の母を支えて貧しく暮らすジョバンニ。そのジョバンニが お母さんに飲ませる牛乳を買いに行く途中、気が付くと銀河鉄道に乗っている。前の席には友人のカムパネルラが座っていた。二人の幻想の旅が始まる・・・・。
物語の途中に 客船が氷山に衝突して沈み・・・というのがあるが、その頃沈没したタイタニック号の事件を 物語に入れたらしい。
「注文の多い料理店」もだけれど 宮沢賢治は不思議な童話を作る人だなあと思う。
門真市民文化会館は 京阪電車 古川橋をおりた所にあった。京阪電車に久し振りに乗った。
Posted by モッチ
at 14:23
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