モッチのひとり言

ソロトロンボーンのパイオニア　ブラニミール・スローカーがオーケストラの首席奏者等で活躍中の弟子達を集めて結成したカルテットだそうで、「世界をまたに駆けるトロンボーン四重奏団」として各国でコンサートツアー行っているそうです。
四人はスロベニア、スイス、ブルガリア、ハンガリーと出身地は色々でした。
ソロではトランペットが好きですが、トロンボーンは音が柔らかいし、カルテットならハーモニーが素晴しいだろうと思って楽しみにしていました。
今回は一部の前に高槻の中学校の吹奏楽部のトロンボーン奏者３９人がスローカーの４人と一緒に演奏しました。それもあって中学生が沢山聴きに来ていた。


聴いてみて　その腕前の凄さにびっくりでした。、トロンボーンはスライドを前後に動かして演奏する楽器で　トランペットの様なﾋﾟストン楽器ではないので難しそうですが、『熊ん蜂の飛行』の様な速くてタンギングの多い曲も　見事に演奏されました。凄い技術です。
スイス出身のバッハマンさん（一番左の人）が　滑り落ちそうな頭に小さな帽子をチョコンと載せアルプス風の服装で　アルペンホルン（スイスの長ーい角笛）を吹かれるし、縦笛も　おまけに四重合唱もするし　ステップを踏みながら吹くし　会場に入り込んで吹くしで　皆さんサービス精神も旺盛、色々笑わせてくれました。
『007』の曲の時はサングラスに強面での演奏、役者揃いでした。
曲の紹介は日本語で　ユーモアたっぷりでした。
夫は中・高と吹奏楽部でトランペットを吹いていたらしいので　いつもは行かないのに　このコンサートだけは行きました。　「何と凄い！」と　演奏レベルの高さに感心していました。　
今回びっくりしたのは料金の安さ、中学生の為に安くされたのかなと思いました。
こんな凄い演奏者を招かれたコンサートの企画、　素晴しいと思いました。