2008年08月24日
高槻しろあと歴史館・甲冑大図鑑
しろあと歴史博物館の『甲冑大図鑑』という企画を見に行ってきた。丁度夏休みにあわせて企画されているので 子ども向きかなあと思い 歴史にうとい私には丁度良さそうなので行った。
歴史物のテレビを見ると 戦争シーンで邪魔になりそうな冑をかぶっているのを見て 重たそうだなあとか かっこいいとか色々感じていた。
これは高槻藩主永井家の藩主に近い人物のものらしい。
それぞれの甲冑にはそれなりの理由があるようだ。
これは 島津藩のものらしい。元々は 徒歩武者用だったが 歩兵戦が主流になると高級化してきたらしい。
冑の鍬形(角のような部分)の間には前立てという モノがあるが、島津藩の前立ては同家の守り神・キツネがつけられていた。
身分の高い武士用、馬に乗って弓矢で戦うのに適しているらしい。
冑の前立てには龍の様なものが付いていて、かなり凝っているなあと思った。
他にもたくさんあった。
これらを見ていると 戦いに適しているというより、それぞれの家や藩の力を示す為に凝ったものがつくられたようにも感じた。
夏休みの子どもの為の展示だったかも知れないが 大人にも大変興味のわく面白い展示だった。最初は戦争の為のものだったかもしれないが 凝っているし 美しいし、素晴しいものだった。
Posted by モッチ
at 22:35
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